山本前宮内庁長官 退任会見「安堵感強い」
山本信一郎前宮内庁長官が退任の記者会見にのぞみ、「安堵(あんど)感の方が強い」と今の心境を述べた。
3年3か月の間、宮内庁長官を務め、17日付で退任した山本信一郎氏が、記者会見にのぞみ、およそ200年ぶりに、天皇の退位による代替わりが明るい中で実現したことについて、安堵の心境を語った。
宮内庁・山本信一郎前長官「本当に明るい雰囲気の中でのお代替わりが実現をしたと、安堵感の方が強いというのが正直な気持ちかもしれません」
また、山本前長官は、上皇ご夫妻から「非常に難しい時期で、長官としての苦労も多かったでしょう」とねぎらいの言葉を掛けられたことも明かした。
西村泰彦新長官も記者会見にのぞみ、「皇室は日本の宝だと思っている。微力ながら全力を尽くしたい」と、抱負を述べた。