天皇皇后両陛下 台風被害の宮城・丸森町へ
天皇皇后両陛下は26日、台風19号による大雨などで被災した人々を見舞うため、宮城県を訪問されている。被災地への訪問は即位後初めて。
天皇皇后両陛下は26日午前、羽田空港から特別機に乗り、仙台空港に到着された。空港で出迎えた宮城県の村井知事から被災状況について説明を受け、その後、自衛隊のヘリコプターに乗り、丸森町に入られた。
丸森町では台風19号による大雨が続いて、阿武隈川の支流で18か所の堤防が決壊するなどし、10人が亡くなる甚大な被害となった。両陛下は川が氾濫した場所を視察し、被災した人たちを見舞われている。
天皇皇后として被災地を訪問するのは初めてで、両陛下はこのあと、福島県本宮市を訪ねられる予定。