海保・奥島新長官「五輪テロ対策を万全に」
海上保安庁の新しい長官に、奥島高弘新長官が就任し、東京オリンピック・パラリンピックでテロ対策などに万全の対応を取る考えを示した。
海上保安庁では7日午後、新旧長官による交代式が行われ、奥島新長官に庁旗が手渡された。その後、奥島新長官は記者会見を行い、この夏、東京で開かれるオリンピック・パラリンピック大会について次のように述べた。
奥島高弘新長官「会場警備セキュリティーのことは無論、航行船舶の安全確保といったセーフティーについても万全の準備と対応を行ってまいりたいと考えております」
さらに、尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵入が繰り返され、日本海の大和堆でも北朝鮮漁船などによる違法操業が続いているとして、領海警備についても引き続き万全の態勢で臨む考えを示した。