ＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）の総会がスイスのローザンヌで開かれ、柔道のオリンピック金メダリストでＪＯＣ（＝日本オリンピック委員会）の山下泰裕会長が、新たなＩＯＣ委員に選ばれた。（※写真：２０１９年１２月）

山下氏は、大会招致をめぐる贈賄疑惑が取りざたされてＪＯＣ会長とＩＯＣ委員を退任した竹田恒和氏に代わり、昨年６月から、ＪＯＣの会長を務めている。

ＩＯＣ委員には、オリンピックの開催都市を選ぶ投票権が与えられている。

ＩＯＣの総会では、これに先立ち、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の武藤事務総長が、聖火台にともされる聖火の燃料に、水素を用いる方針であることを発表した。

武藤事務総長はこのほか、競技会場の準備状況などについても説明を行った。