阪神・淡路大震災から25年 追悼のつどい
6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から17日で25年。地震が発生した午前5時46分、神戸は祈りの時を迎えた。
追悼のつどいが行われている神戸の会場では、「絆」や「命」と書かれた灯籠にあかりをともし、手を合わせる人は後をたたない。地震発生時刻を迎え、会場は祈りに包まれた。
今年、竹灯籠で描かれたのは、市民からの応募が最も多かった「きざむ」という文字。「震災を記憶に刻む」という思いが込められている。
「想定外」と言われた強い揺れが、たくさんの人たちの日々の営みや街を一変させた。あの日から25年がたつ中で、今や自然災害への備えは必要不可欠となっている。震災の教訓を胸に刻み、命や街を守ることが、今を生きる私たちが向き合う大きな課題だ。