文化財防火デーを前に東京国立博物館で訓練
今月26日の「文化財防火デー」を前に、地震や火事から文化財を守ろうと東京国立博物館で訓練が行われた。
訓練は、イベントの開催中に地震が発生し、火が博物館の建物に燃え移ったという想定で行われた。
東京国立博物館には絵画や彫刻など89点の国宝があり、本館などの建造物も国の重要文化財に指定されている。訓練では初期消火やケガ人の搬送などが行われ、最後に一斉放水が行われた。
去年10月には沖縄県の首里城で火災があったことから、東京消防庁は、訓練を通じて施設関係者の防災意識を高めてほしいとしている。