東京都医師会は、新型コロナの「5類」移行後初となる会見を開き、尾崎会長は「決して新型コロナがなくなったわけではない」と強調し、ワクチンの追加接種の活用などを呼びかけました。

9日、新型コロナの「5類」移行後初めてとなる東京都医師会の会見で、尾崎治夫会長は、検査の陽性率が上昇していると指摘し、「感染自体は増えている」と説明。5類になっても「決してコロナがなくなったわけではない」と強調し、「みなさん1人1人が頭に入れていただきたい」と訴えました。

その上で、ワクチンについて「非常に有効ではないか」と述べ、追加接種の活用や、発熱時の抗原検査キットの適切な使用と医療機関を受診する際の事前連絡の徹底を呼びかけました。