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石川県能登地方で活発な地震活動続く 気象庁が積雪時や凍結時の避難など、地震への備え呼びかけ

2023年1月12日 22:25
石川県能登地方で活発な地震活動続く 気象庁が積雪時や凍結時の避難など、地震への備え呼びかけ

群発地震活動が続く石川県能登地方では、今年に入っても震度4の地震が発生するなど、活発な地震活動が続いています。気象庁は、積雪による家屋の倒壊、積雪時や凍結時の避難にも注意を呼びかけています。

石川県能登地方では、2020年12月から地震活動が活発となり、珠洲市では、去年6月に震度6弱を観測する地震も発生しています。その後も地震活動は続いていて、先月は震度1以上を観測した地震が13回あったほか、今年に入っても6日に珠洲市で震度4の揺れを観測する地震が発生しています。

気象庁は12日の会見で、能登地方では依然として活発な地震活動が続いていて、今後も大きな揺れをともなう地震が発生する可能性があるとして注意を呼びかけました。

一方、能登半島では4つのエリアに集中して地震がおきていますが、このうち北西のエリアでは、海域でみられている地震の震源が、さらに沖合にも広がっていることが確認されています。

気象庁は、仮に海域を震源とする大きな地震が発生した場合には、津波が発生するおそれもあるとして注意が必要だとしています。

また、屋根に大量の雪が積もった状態で強い揺れがおきた場合には、家屋が倒壊する危険性が高まるほか、積雪や路面の凍結によって迅速な避難が難しくなるため、避難場所を事前に確認するなど、地震への備えをしてほしいと呼びかけています。

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