迷子救った連携プレー 小4の2人がお手柄
千葉市の小学校に通う4年生、紺野莉瑚さんと谷小春さん。実はこの2人、千葉市の路上で迷子になっていた2歳の男の子を助けて警察から感謝状が贈られた。
実はこの裏には近所の人との連携プレーがあったという。2人が男の子を発見したのは今月2日。
「あそこの自販機で買ってたら真ん中に男の子がいて」
2日昼頃、学校の近くで遊んでいた2人。そこで目にしたのは、道路の中央に1人で立っていた2歳の男の子だった。
道幅も狭く、車通りも多いこの道路で、危険に感じた2人は…
紺野莉瑚さん「周りに人がいなかったし、自分たちが助けなきゃと思ったので助けました」
まず男の子を歩道まで保護した。
紺野さん「『家どこ』とか、『お母さんとお父さんは』とか聞いたけど、男の子はしゃべれなかった」
男の子は会話ができなかったため、2人は手を引いたり、抱きかかえながらおよそ1時間、家族を探してあげたという。
谷小春さん「『何してたの』とか、『どっから来たの』とか『おうちどこ』って聞いてあげました」
しかし、見つからず困っていると…
谷さん「駅の方まで行って、たまたま通りかかった人に声をかけて、迷子ですけどどうすれば良いですか」
通りかかった人に声をかけ、通報してもらったという。その後、駆けつけた警察官が男の子を保護。ケガもなく、無事に両親の元へ帰ることができたという。
紺野さん「助けられてあげてよかったです」
谷さん「見つけた時、不安そうな顔してたから会えていいなと思いました」
2人は今後も困った人を見かけたら助けたいという。