高校生が“研究成果”を発表 鹿児島市で国際シンポジウム
全国の高校生が日頃の研究の成果を発表するシンポジウムが、鹿児島市で行われています。
21日、今年で9回目を迎える高校生国際シンポジウムには、全国から過去最多の申し込みがあり、書類審査を通過した68校114組の高校生が鹿児島市に集まりました。
自然科学や社会の課題など、自身が関心を持つテーマについてスライドやポスターを使い、日頃の研究成果を発表しました。
社会科学・社会課題の分野では、オフラインでも使える防災アプリを開発した兵庫県の姫路西高校が発表しました。
参加校「インターネットを利用し、災害に関する情報を収集したいと考える人が多くいることが分かる」
南海トラフ巨大地震を想定してアンケートを取り、要望の多かった、「オフラインでも避難所の位置を確認できる機能」などを盛り込みました。
研究の成果を英語で説明した高校生も多く、世界に目を向けた高校生たちの個性豊かな発表が繰り広げられました。
参加した高校生
「英語の発音を日常で気にしたことがなく、初めて発表したので緊張もあったが、みんなで楽しく発表ができたと思う」
参加した高校生「みんなで力を合わせて頑張って作り上げた探究なので、自信を持って発表することができた」
高校生国際シンポジウムは、22日まで開かれます。