関東甲信地方では、これから夜にかけて気温が下がるため、雪の降り方が強まり、平地でも積雪となるおそれがあります。また、11日朝は広い範囲で0℃前後の冷え込みが予想され、積雪や路面の凍結による交通障害などに警戒が必要です。

■夜は雪が強まる可能性も

10日午後6時現在、関東甲信地方の広い範囲で雪や雨となっており、東京都心部でも路面にシャーベット状の雪がみられるところもあるようです。

関東甲信地方では、これから夜にかけて気温が下がるため、雪の降り方が強まり、今は積雪が無くても、これから雪が積もるところも出てきそうです。低気圧の発達により降水量も多くなるため、気温が下がると急速に雪が積もり始めるおそれもあります。

短時間で積雪が増加した場合、路面状況が急激に悪化するため、ノーマルタイヤでの運転は避けるようにしてください。

■三連休スタートの11日朝は路面凍結に注意

凍結路面を歩くコツ（ウインターライフ推進協議会より）

当初の見通しより積雪が少なくなったとしても、三連休の初日となる11日の朝は路面の凍結に注意が必要です。

11日朝の最低気温は東京など関東の各地で0℃前後の冷え込みが予想されており、踏み固められた雪や濡れた路面が凍結して滑りやすくなり、スリップ事故や転倒などが多発するおそれがあります。

過去の大雪でも、雪がやんだ後に転倒事故が多発しているため、雪道を歩く際は滑りにくい靴を履き、ベタ足で歩くなどして、転倒への十分な注意をするようにしてください。