アニメ「ゆるキャン△」製作委員会に警視庁が感謝状 刃物の携帯に注意呼びかけるポスター制作に協力
キャンプで使った刃物を車に放置するなど、銃刀法で禁止されている刃物の携帯について注意を呼びかけるポスターの制作に協力したとして警視庁はキャンプを題材にした人気アニメ「ゆるキャン△」の製作委員会に感謝状を贈呈しました。
このポスターは、警視庁が「ゆるキャン△」の製作委員会と共に制作したもので、キャンパーを主なターゲットとしてアウトドアショップなどに掲示されたということです。
警視庁によりますと、2021年、東京都内で刃物を違法に携帯したとして銃刀法違反で検挙された件数は1127件でこのうちおよそ8割はキャンプや釣りなどで使った刃物をそのまま車などに放置していた「目的のない携帯」だったということです。
警視庁の青山彩子生活安全部長は「刃物は日常生活でも使用され便利な半面、使い方によっては人を傷つける凶器にもなってしまうため、使い終わったら自宅で保管するよう意識を持ってもらうことが非常に重要」と話しました。