東京 多摩動物公園で飼育のカモが鳥インフル疑い 陽性確定なら都内では5年ぶり
東京都は、都立多摩動物公園で飼育されているカモで、鳥インフルエンザが疑われる事例が確認されたと発表しました。陽性が確定すれば、都内では5年ぶりとなります。
東京都によりますと、都立多摩動物公園内の池で飼育されていたツクシガモ3羽が死に、14日、鳥インフルエンザの簡易検査で、3羽とも陽性が確認されたということです。同じ池には、ツクシガモがほかに2羽いて、そのうち1羽も陽性が確認され、安楽死処分となりました。
この動物園内のほかの鳥に関しては、異常がないことが確認されたということです。ツクシガモの感染経路は調査中です。
今後、遺伝子検査で陽性が確定すれば、都内での鳥インフルエンザの確認は、2018年1月に野鳥から確認されて以来、5年ぶりです。また、飼育されている鳥からの確認は都内初になるということです。