富山市の漁港、シロエビ漁が回復の兆し 能登半島地震から10か月 地震以降は漁獲量が減少
能登半島地震から、きょう1日で10か月です。富山市の漁港では地震以降、漁獲量が減少していたシロエビ漁が回復の兆しを見せています。
その美しさから「富山湾の宝石」とも称されるシロエビ。今年1月の能登半島地震以降、富山市の岩瀬漁港では漁獲量が例年の3割ほどに落ち込んでいました。
しかし、1週間ほど前から網に入るシロエビの量が増え、1日の水揚げはおよそ2トン。例年のこの時期と、ほぼ同じ水準まで回復しているということです。
とやま市漁業協同組合・道井秀樹組合長「一般の消費者の方に、なかなか行き渡らない現象。じくじたる思いだった。少しは広く食されるようになったかな」
富山湾のシロエビ漁は今月いっぱいまで行われます。
最終更新日:2024年11月1日 15:04