天皇皇后両陛下は２８日、新型コロナウイルスによる日本と世界の経済への影響について、説明を受けられました。

天皇皇后両陛下は、２８日夕方、赤坂御所に日本経済研究センターの岩田一政理事長を招き、およそ１時間半、新型コロナウイルスの経済への影響について「進講」を受けられました。

岩田理事長によると、両陛下は日本や世界の経済の状況を大変心配し、日本の国内だけで解決するのは難しく、国際的な観点から克服することが重要だという認識を示されていたということです。

また、皇后さまは、アジアやアフリカの国々の今後を心配し、国際協力がどう進むのかについて関心を寄せられていたということです。

両陛下が新型コロナウイルスについて説明を受けるのは３人目で、今後も続けられるということです。