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小1、6と中3優先で分散登校 推奨方針へ

2020年4月30日 17:27
小1、6と中3優先で分散登校 推奨方針へ

新型コロナウイルスの影響で臨時休校が長期化している中、文部科学省はゴールデンウイーク明けの学校再開に向けて、小学1年生と6年生、中学3年生を優先に分散登校を推奨する方針を示すことがわかりました。

文部科学省が5月1日、全国に通知するガイドラインでは、クラスをグループに分けて分散登校させ、授業も午前と午後で分ける分散授業を推奨しています。その際、学校生活に慣れていない小学1年生と、卒業を控えた小学6年生や中学3年生を優先するよう求めています。

臨時休校の長期化による学習の遅れをめぐっては、一部で9月入学を求める声もあがっていますが、導入には社会全体で議論が必要なことから、文部科学省では、まずは必要な感染症対策を十分にした上で、できるだけ早く学校を再開させたい考えです。