緊急事態宣言が今月６日に期限を迎える前に政府の専門家会議が開かれています。外出自粛などの効果を検証した上で、引き続き行動を制限する必要があるとする提言をまとめる方針です。

午前１０時から始まった専門家会議では、新規の感染者数や人との接触の削減状況について分析が行われているものとみられます。その上で、外出自粛などの行動制限をいま解除すれば、再び感染が拡大する可能性があるとして、外出自粛などの制限を続ける必要があると提言する方針です。

また、制限を解除する判断基準について、新規の感染者数が一定の数まで下がることと、地域の医療提供体制が確保されていることの２つを提言するもようです。

政府は４日にも開かれる専門家会議の分析も踏まえた上で、緊急事態宣言を今月末までを軸に、１か月程度延長する方向で調整しています。