抗原検査キット、13日にも承認へ 厚労省
新型コロナウイルスに感染しているか短時間で調べられる「抗原検査」について厚生労働省は国内で初めて「検査キット」を13日にも承認する方針です。
「抗原検査」は、新型コロナウイルスの感染の有無を確認するため、ウイルスを形作るタンパク質を検出するもので、厚生労働省は、抗原検査のキットを13日にも承認する方針です。
検査キットは検査機器などを販売する「富士レビオ」が先月、承認のための申請をしているもので、患者の鼻の奥の粘液を採取し、15分程度で感染の有無を調べることができます。
精度は、従来のPCR検査よりも低いとの指摘がありますが、陰性の結果が出た場合にPCR検査で確定診断を行うことで検査体制を拡大したいとしています。