自宅療養の軽症者、約1週間で半減 コロナ
新型コロナウイルス感染症の軽症患者で、自宅で療養している人がおよそ1週間で半減したことがわかりました。
厚生労働省によりますと、今月7日時点で新型コロナウイルス患者の療養先をまとめたところ、6697人のうち、入院をしている人が4449人、軽症者で宿泊施設で療養している人は872人、自宅で療養している人が957人でした。
自宅療養者は先月28日時点の1984人に対し、およそ1週間で半分に減りました。
厚労省は、「自宅で療養していた人が回復したため」としていますが、感染者が減っている中、宿泊施設での療養者の数がほとんど変わっていないため、「宿泊療養が進んでいると考えられる」としています。
社会福祉施設等の療養者が前回の147人から206人と増えたことについては、北海道の介護老人施設でクラスターが発生したことが要因としています。