小池都知事、保健所と病院を視察
東京都の小池知事は13日、新型コロナウイルスへの対応の現状を把握するため、都内の保健所と病院を視察しました。
小池都知事は13日午後、多摩府中保健所を視察し、新型コロナウイルスに関する相談の対応状況などについて説明を受けました。この保健所には1月末からこれまでにおよそ1万2000件の相談があったということです。
東京都では、感染者数や死者数について保健所からの報告に漏れなどがあり、今週、数を訂正しましたが、原因の一つに保健所の業務のひっ迫があるとみられています。
東京都・小池知事「一時期は本当に戦場のようだったということを想像いたします。そこで頑張ってくれたということで、ねぎらいたいと」
その後、小池知事は、感染患者を受け入れている多摩総合医療センターを訪れ、外にプレハブの待合室をつくり感染症外来と一般外来の入り口を別にするなど、院内感染を防ぐための対策を視察しました。