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感染状況で全国を3分類 専門家会議が提言

2020年5月14日 12:23
感染状況で全国を3分類 専門家会議が提言

新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除について政府が専門家に意見を聞く諮問委員会が14日午前に始まりました。諮問委員会の前に開かれた政府の専門家会議は感染状況に応じて、都道府県を3つに分類し、感染対策を行うことを提言しました。

専門家会議では、宣言を解除する際の目安について、感染の状況として新規感染者の数が直近の1週間で「人口10万人あたり0.5人以下」とすることや宣言を再び出す場合の目安について検討されました。

また、感染の状況に応じて都道府県を「特定警戒」など3つに分類し、感染対策をとるよう提言しました。

14日以降、「特定警戒」の地域では、引き続き、外出の自粛や人との接触の削減などを求めます。

一方、西村大臣は、宣言解除後に、感染防止対策しながら経済活動を行うために、81の業界団体が業種別のガイドラインを14日に公表すると述べました。