東京消防庁などが大規模水防訓練 土砂災害多発を想定
台風や集中豪雨が多発する時期を前に、東京消防庁などが大規模な水防訓練を行いました。
東京・江戸川区の河川敷では27日、東京消防庁など33の機関からおよそ550人が参加し、土砂災害が多発したという想定で大規模な水防訓練が行われました。
2021年、静岡県熱海市で土石流災害が発生した際、倒壊した家屋などで実際に使用された、土砂を運び出すためのベルトコンベヤーや、今月、東京消防庁に全国で初めて整備された、土砂を強力に吸い出す特殊車両を使い、救助活動が行われました。
また、川に流された人をボートやヘリコプターで救助する手順も確認されました。
東京消防庁は、「多くの機関と連携し、地域住民は水害への備えを再確認してほしい」としています。