“第2波”へ検査や医療強化を 専門家会議
緊急事態宣言が全国で解除されて初めてとなる政府の専門家会議が開かれ、第2波に備えた検査や医療体制などの強化を求める提言をまとめました。
専門家会議では、感染者が急増している北九州市の状況などを踏まえ、第2波に備えて検査や医療体制などの強化を求める提言がまとめられました。
提言では、東京の感染状況については、ゴールデンウイーク後の週末に数値が悪化した可能性があり、引き続き、新規感染者数の動向を継続的にみていく必要があると指摘しています。
また、早期の感染拡大検出や、効果的なクラスター対策がなされ、緊急事態宣言が感染拡大防止などに効果をあげたなどと、現段階での対策を評価しました。
さらにこの会議では、退院の基準について、PCR検査を不要とすることが了承されたということです。