以前の生活戻れば「7月中旬までに再流行」
新型コロナウイルスの東京都での感染状況について北海道大学の西浦博教授らは、流行前の生活に戻れば「再び、流行の規模が大きくなる」と予測しました。
国のクラスター対策班の西浦博教授らは、都内で、流行前の生活に戻れば、「7月中旬までに、再び、流行規模が大きくなる可能性がある」と予測し、場合によっては、感染者が1日100人にのぼると推計しました。一方、感染リスクが高い場所での接触を3割から5割減らせば、感染者数を低く抑えることが可能だとしています。
リスクが高い場所のうち、医療機関での接触は減らせないため、接待を伴う飲食店や居酒屋などで接触を減らす工夫が必要だとしたほか、一般的な場所でも、3つの密を避けるよう呼びかけました。
小池都知事「波を落ち着かせるためには、この部分(夜の街など)を抑えるという話を(西浦教授が)していました。今回もそのことも念頭にいれながら、皆さんに改めてのお願いをするところです」