横田滋さん葬儀 早紀江さんが想い語る
北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの父親で、5日に亡くなった横田滋さんの葬儀が営まれ、妻の早紀江さんは参列者の前で滋さんへの想いを語りました。
8日、川崎市内で営まれた横田滋さんの葬儀には、妻の早紀江さんをはじめとする親族や家族会のメンバーら約50人が参列したということです。
横田滋さんは5日、87歳で亡くなりました。
早紀江さんの友人によりますと、早紀江さんは「いいお顔をしていたのよ」「苦しんだりせずに逝けたのはよかった」と話していたといい、滋さんは家族にみとられて、穏やかに最期を迎えたということです。
8日の葬儀では、早紀江さんは「お父さん、これからは天国で平凡に暮らして下さい」「これからも私は、引き続き頑張っていきます」と気丈に挨拶をしたものの、最後は涙を流し、別れを惜しんでいたといいます。
早紀江さんと息子の拓也さん、哲也さんは、9日に会見を開きます。