東京都は、新型コロナウイルスの感染者が４日連続で２０人を下回ったことなどから、１１日、対策本部会議を開き、「東京アラート」を解除する方向で調整しています。また、休業要請の緩和についても、ステップ３への速やかな移行を検討しています。

東京都は、今月２日から「東京アラート」を出して警戒を呼びかけてきました。その後、今週に入って感染者数が２０人以下に抑えられていることや、感染経路が一定程度、追えていることなどから、都は１１日夜、対策本部会議を開いて、「東京アラート」を解除する方向で調整に入りました。

小池知事は１１日の感染者数を見ながら、専門家の意見も聞いて判断するとしていて、関係者によりますと、早ければ１１日夜か１２日午前０時に解除するということです。

また休業要請の緩和についても、１１日の会議で協議し、現在のステップ２からステップ３への速やかな移行を判断する方針です。