先月の交通事故 件数と死者数が過去最少に
先月全国で起きた交通事故の発生件数と死者数がいずれも過去最少だったことがわかりました。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が影響したとみられます。
警察庁によりますと、先月の全国の交通事故発生件数は1万8107件、死者数は194人でいずれも統計が残る中で過去最少となりました。
事故発生件数は去年の同じ時期に比べて1万2000件以上減少したということです。
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、交通量が減ったことが影響したとみられます。
一方、今月に入ってから11日までの交通事故の死者数は94人で、去年の同じ時期と比べて14人増加しました。
警察庁は「緊急事態宣言が解除されて徐々に経済活動などが再開し、交通量が増え始めているため、引き続き安全運転に努めてほしい」としています。