東海道新幹線新車両公開 来月から営業運転
来月から営業運転を始める東海道新幹線の新型車両が13日、公開されました。
東海道新幹線のN700Sは、13年ぶりにモデルチェンジされた新型車両です。横揺れを軽減するなど従来に比べて快適な乗り心地が期待できるということです。
新型車両では、すべての座席にコンセントが設置されました。そして、座席が沈み込むため、長く乗っていても疲れないということです。さらに、客室内の防犯カメラを増設して死角を減らしたほか、停電しても安全な場所まで走行できるバッテリーが搭載されるなど、安全性も向上しています。
JR東海・新幹線鉄道事業本部 上野雅之副本部長「新しい時代を象徴する車両となります。(新型コロナの影響で)落ち込んでいる旅客に対しての起爆剤といいますか、きっかけになればと思います」
新型車両N700Sは来月1日から営業運転を開始し、今後3年間で40編成を導入する計画です。