新型コロナ感染者の救急搬送件数 1か月で約19倍と急増
東京都内で新型コロナの感染が確認された人が、病院へ救急搬送される件数が、この1か月でおよそ19倍と急増していることがわかりました。また、病院に搬送するまでに5時間以上かかるケースも増加しています。
東京消防庁によりますと、先月31日から6日までに都内で新型コロナの感染が確認され病院に救急搬送した件数は685件で、先月上旬のおよそ19倍とこの1か月ほどで急増しています。
このうち、およそ9割弱にあたる600件は、救急搬送の要請から病院に到着するまでに1時間以上かかったということです。
また、5時間以上かかった件数は56件と先月上旬の0件から急増していて、新型コロナの感染拡大で受け入れ先の病院を見つけることが難しいケースが増えています。