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コロナ対策・五輪開催が争点 都知事選告示

2020年6月18日 14:22
コロナ対策・五輪開催が争点 都知事選告示

任期満了に伴う東京都知事選挙が告示され、首都・東京のトップを選ぶ、17日間の選挙戦がスタートしました。選挙戦では、新型コロナウイルス対策や、延期された東京オリンピック開催の是非などを巡って、論戦が交わされます。

今回の東京都知事選挙には、午後1時現在、21人が立候補を届け出て、さっそく街頭などでそれぞれの主張を訴えました。

山本太郎氏「『ステイホーム』、ステイホームできます?(コロナの影響で)職を失ったり、給料が減ったり、路上(生活)に出なきゃいけないという状況をいかに止めるかってことが東京のトップの仕事なんですよ。『密です』とか『ディスタンス』とか、わかっとるわ、そんなこと』」

小池百合子氏「『東京大改革2.0』を進めてまいりたい。柱の一番最初にまいりますのは、喫緊の課題であるコロナ対策につきます。都民の命と健康を守り、『稼ぐ東京』をすすめること」

宇都宮健児氏「まず第一にコロナ感染症から都民の命を守る医療体制の充実と、自粛や休業に伴う補償を徹底するということであります」

小野泰輔氏「小池さんに勝つことができる可能性のあるポジションとポテンシャルを持っている、そして行政能力を持っているのは私しかいないと考えています」「もう東京アラートは解除されているんです。街は安全になっていることを都知事自ら示さないといけないんだと思います」

立花孝志氏「今回の選挙の争点は、やはりこのコロナ。これから第2波がきてもどんどん都債を発行して、東京都は十分借金をしてでもやっていけるんですよ。少なくとも飲食店の方やイベント業やっている方、お守りしますよ」

都知事選にはこのほか午後1時時点で、七海ひろこ氏、込山洋氏、西本誠氏、押越清悦氏、桜井誠氏、竹本秀之氏、関口安弘氏、服部修氏、斉藤健一郎氏、澤紫臣氏、石井均氏、牛尾和恵氏、後藤輝樹氏、市川浩司氏、長澤育弘氏、平塚正幸氏も立候補しました。

選挙戦では、新型コロナウイルス対策や、東京オリンピックの開催の是非のほか、小池都政の評価などが争点となる見通しです。

新型コロナの影響で、オンラインを活用する候補者も多く、異例の選挙戦となりそうです。東京のかじ取り役を選ぶ都知事選は、来月5日に投開票が行われます。