前法務大臣の河井克行容疑者と妻で参議院議員の案里容疑者が逮捕された選挙違反事件で、新たに広島市議が克行容疑者から現金５０万円を受けとったと認めました。

広島市議会・沖宗議員「２回にわたって５０万円の授受があったと記事が出ていたが事実です」

現金受け取りを認めたのは広島市議会の沖宗正明議員です。１度目は、去年４月の広島市議選のあと、河井克行容疑者が事務所にきて「ご苦労様」と封筒に入った３０万円を渡されました。

２度目は去年６月、克行容疑者が自宅にきて２０万円入りの封筒をわたされたということです。その際は、「家内の選挙を頼む」という趣旨の発言があったとしています。

沖宗議員「１回目は選挙の慰労やお祝いの性格が強いと思ったが２回目は案里さんの選挙の応援依頼の意味があると思った」

２回とも領収書は渡しておらず、検察の聴取にも認めているとしています。