今夏は“監視不十分”海の事故備え合同訓練
新型コロナウイルスの影響で今年の夏は多くの海水浴場が開設されず救助・監視体制が十分でないことから、海上保安庁などは1日、海の事故に備えた合同救助訓練を行いました。
海上保安庁と日本ライフセービング協会は1日、横浜市内の海上保安庁の施設で海の事故に備えた合同救助訓練を行いました。今年は、多くの海水浴場が開設されず救助・監視体制が十分でないため水難事故の増加が予想されることから、1日の訓練が設定されました。
訓練は、海を想定したプールで行われ、海難救助のスペシャリストとして知られる海上保安庁・特殊救難隊による救助活動のほか、ライフセーバーと連携した人命救助などが行われました。
海上保安庁は「今年の夏は普段と違って監視の目も薄いので、海水浴は自粛してほしい」と呼びかけています。