「がっかり…」水害の爪痕、人吉市から中継
熊本県の南部で降った大雨で川の氾濫や土石流が相次ぎ、これまでに県内で2人が亡くなったほか、心肺停止などが21人、行方不明が19人となっています。水害の爪痕があらわになっている人吉市から中継です。
大雨による被害で、県内では土砂災害などが相次ぎました。
一連の大雨で球磨川は合わせて10か所で氾濫し、広い範囲で浸水がおきたほか、芦北町などで土砂崩れが起きました。これまでに2人の死亡が確認されたほか、5人の生死が不明、また心肺停止が16人、19人が行方不明となっています。
住宅から水が引いた5日朝、通りには土砂や流れてきたものが積み重なり、住民の人たちは片づけに追われていました。
住人「地震だけ用心していたけど、まさか水害にあうとは。思わぬ出来事でがっかりしました」
現在水位は安全な高さまで下がってきてはいるものの、堤防が決壊したり護岸が崩れたりしているところもあるので、引き続き警戒が必要です。