大雨特別警報 木曽川で氾濫危険水位超える
気象庁は8日朝、「これまでに経験がないような大雨になっている」として、岐阜県と長野県に「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を発表しました。長野県上松町から最新情報を伝えます。
長野県では現在、避難指示が長野市の信州新町と大岡地区、上松町、阿南町、下條村に出されています。また、避難勧告が松本市や飯田市、安曇野市、駒ケ根市、伊那市など21の市町村に出されています。
川の状況は、現在、木曽川で3か所、南木曽町と木曽町、上松町で氾濫危険水位を超えています。また、安曇野市の犀川でも氾濫危険水位を超えました。
3日正午の降り始めから8日午前7時までに降った雨の量は、御嶽山で839.0ミリ、阿智村浪合で451.5ミリとなっています。
9日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、南部で180ミリ、北部と中部で120ミリとなっています。土砂災害や河川の増水、氾濫に最大級の警戒が必要です。