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気象庁 来週にかけても広範囲で大雨警戒を

2020年7月10日 15:14
気象庁 来週にかけても広範囲で大雨警戒を

九州などに甚大な災害をもたらしている大雨について気象庁は、来週にかけても、西日本から東日本の広い範囲で警戒するよう呼びかけました。

今月3日から続いている記録的な豪雨で、甚大な被害が出た九州では、1週間で平年の1か月の雨量の2倍から3倍の雨が降っているところがあります。

気象庁は、日本付近では少なくとも、来週14日くらいまでは前線が停滞して、雨の降りやすい状況が続くとしています。

その上で、これまで予想されていた九州北部だけでなく、西日本から東日本の広い範囲で、11日から12日にかけて、大雨警報を発表する可能性があるとしています。

気象庁は、被災地やこれまでの雨量が多い地域を中心に、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒が必要としていて、自治体の避難情報などに従って、状況が悪くなる前に早めに避難するよう呼びかけています。