転落相次ぐ…飯田橋駅ホーム移設し使用開始
急カーブの場所にあるため乗客の転落事故が相次ぎ、危険なホームとされていたJR飯田橋駅のホームが、約200メートル移設され、12日から使用が開始されました。
12日、JR中央・総武線の飯田橋駅では、新しい駅舎がオープンするとともに、約200メートル新宿寄りに移設された新しいホームの使用が始まりました。
これまで飯田橋駅は急カーブに沿って設置されていたため、ホームと車両の隙間が最大で約30センチ、高低差も20センチほどあり、年間10件程度、乗客が転落する事故が起きていたということです。
JR東日本は、危険なホームを解消するにはホームを移設する以外に方法がないとして、2015年から、ホーム位置をより直線部分が多い西寄りに移動する工事を行っていました。