小池都知事、健康な女性の“卵子凍結支援”対応を検討
東京都の小池知事は都議会で、健康な女性が将来の妊娠に備え、卵子を凍結保存することへの支援について対応を検討する方針を明らかにしました。
東京都・小池知事「女性の間で将来の選択肢としての卵子凍結への関心が高まっているところです。子供を望む方に対する支援の充実という観点から対応を検討して参ります」
東京都の小池知事は、女性が、仕事などを続ける中で出産、育児の時期を適切に選択できるようにするため、健康な女性が、将来の妊娠に備え、卵子を取り出して凍結保存することへの支援について、対応を検討する方針を明らかにしました。来年度予算に盛り込む考えということです。
都は、生殖機能に影響するおそれのある治療を受けるがん患者などが、卵子凍結などをする、いわゆる「医学的適応」には、費用を助成していますが、健康な女性の「社会的適応」としての卵子凍結については、知識の普及啓発を行うに留まっていました。