滋さんの無念は…横田早紀江さん胸の内語る
北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・横田早紀江さんが都内で集会に参加し、今の胸の内を語りました。
16日、都内で開かれた集会に参加した横田早紀江さんは、先月5日、娘に会うことができないまま亡くなった夫・滋さんの無念さに思いをはせました。
横田早紀江さん(84)「(入院中に)毎日病院に通ってあげることができたし、『めぐみちゃんに会いたいよね』っていうと『うん』って言うんで、『じゃあ頑張ろうね』っていうと『頑張る』っていうから、それはちょっと、あまりにも酷かったかもしれないって。今、ちょっと後から思って、つらかっただろうなって。そのことが一番、心残りになっていますが」
また、滋さんが亡くなって1か月が過ぎた今も実感がわかないことや、滋さんの写真に毎日語りかけていることを話し、めぐみさんの救出への思いを新たにしていました。