最年少タイトル獲得 藤井聡太棋聖目標語る
史上最年少でタイトルを獲得した将棋の藤井聡太棋聖(18)が日本テレビのインタビューに応じ、これからの目標を語りました。
藤井棋聖は16日、史上最年少でタイトルを獲得しました。
Q:タイトル獲得の実感は?
藤井棋聖「棋聖という肩書で呼んでいただく機会も何回かあったので、そういった中で徐々に実感がわいてきたのかなという気がしています」
今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、4月から2か月近く対局がありませんでしたが、その間の過ごし方が成長につながったと語りました。
藤井棋聖「家にいる時間が長くなりましたけど、その間に自分の将棋を見つめ直して、改善できるところがあればそこを改善していこうというふうに取り組んでいました。普段ですと公式戦の対局というのは週に1回程度あるので、どうしてもそちらを意識せざるを得ないところはあるんですけれど、それが今回なんというか公式戦もしばらく空いたので、ひとつの事に対してじっくり取り組めたという面もあるのかなと思います」
19日に18歳の誕生日を迎えた藤井棋聖。今年1年の抱負を書いてもらいました。
藤井棋聖「探究というふうに書きました」
Q:その心は?
藤井棋聖「そうですね、やはりその今回の棋聖戦や王位戦でも本当に将棋の難しさというのを多くの場面で感じたので、探究心というのをもって日々取り組んでいきたいなというふうに思っています」
Q:これからの藤井棋聖は?
藤井棋聖「羽生(善治)先生だって25歳で七冠を取られていますし、その前後というのはひとつのピークと言えるかなというふうに自分としては思っているので、そういった時期に向けてより強くなれるようにがんばっていきたいなというふうに思っています」