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藤井聡太七段 史上最年少タイトル獲得は

2020年7月8日 21:13
藤井聡太七段 史上最年少タイトル獲得は

史上最年少でのタイトル獲得に王手をかけている将棋の藤井聡太七段が9日の対局を前に意気込みを語りました。

8日午後5時半。9日に対局が行われる会場を下見した藤井聡太七段。将棋盤や駒などの確認を行いました。

将棋の8大タイトルの一つ、ヒューリック杯棋聖戦で棋聖の渡辺明三冠(36)に2連勝、王手をかけている藤井七段。9日に勝利すれば、史上最年少の17歳11か月でのタイトル獲得となります。

藤井聡太七段「今回、棋聖戦が自分にとって初めてのタイトル戦だったんですけど、ここまでは2局ともいい状態で臨めて、自分のパフォーマンスが出せたかなと思っています」

史上最年少の14歳2か月でプロ棋士になった藤井七段。将棋界のレジェンド「ひふみん」こと加藤一二三・九段(当時76)とのデビュー戦に勝利しました。

藤井聡太七段(2016年)「竜王や名人といったタイトルをいずれはとりたいという思いは強いんですが、(自分の実力を)もっともっと上げていくのを当面の目標としてがんばっていきたい」

デビュー当時から意識してきたタイトルへの思い。

藤井聡太七段「(Q:初タイトルにあと1勝ですが)いいスコアで第3局迎えられることになりますけど、今まで通り気負わず臨みたいと思っています。(初のタイトル戦は)多くの方に携わっていただいて、対局が実現していると思うので、そういった環境で対局できるのが非常にありがたいことだと感じています」

棋聖に挑む藤井七段。自分がタイトルホルダーになるイメージはあるのでしょうか。

藤井聡太七段「(Q:タイトルを取るイメージは?)それは特に(ない)。やはり角番勝負ですし、次の第3局もしっかりさしたいという気持ちだけです」

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