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藤井七段がタイトルに王手「気負わずに」

2020年6月28日 23:28
藤井七段がタイトルに王手「気負わずに」

将棋の藤井聡太七段が、八大タイトルのひとつヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局で、棋聖の渡辺明三冠に勝ちました。史上最年少のタイトル獲得まであと1勝と王手をかけました。

藤井聡太七段は、棋聖戦五番勝負の第2局で棋聖の渡辺明三冠に挑みました。藤井七段が、タイトル戦の慣例にならって身にまとった和服は、師匠の杉本昌隆八段から贈られた夏用のものだということです。

史上最年少で挑戦した今月8日の第1局に勝った藤井七段は、この対局でも開始からおよそ9時間半後、90手で勝利しました。

現在、17歳11か月の藤井七段は、残る3局のうち1勝すればタイトル獲得となり、屋敷伸之九段が、1990年に18歳6か月で棋聖となった史上最年少獲得記録の更新に王手をかけました。

藤井聡太七段「ここまでいい状態で指させているかなというふうに思うので、次戦も気負わずにのぞみたいなと思っています。(和服は)実際着てみると思ったより快適というか、普段通りやれたのかなと」

第3局は、来月9日に都内で行われる予定です。