藤井七段が最年少で挑戦 「棋聖戦」始まる
将棋の藤井聡太七段が、史上最年少のタイトル挑戦者として、8日朝から棋聖の渡辺明三冠に挑んでいます。
藤井聡太七段が挑戦するヒューリック杯棋聖戦五番勝負が8日、東京の将棋会館で始まりました。ヒューリック杯棋聖戦は将棋の8大タイトルの一つで、17歳10か月20日でのタイトル挑戦は、史上最年少記録を31年ぶりに更新しました。
タイトル戦は慣例として和服姿で行われますが、新型コロナウイルスの影響で挑戦者に決まってからの期間が短かったせいか、藤井七段はいつものスーツ姿です。
一方、和服姿の対局相手・渡辺明三冠は先週、「間違いなく将棋史に残る戦いに出場することに大きなやりがいを感じています」と意気込みを表明していました。
2人の対局は去年の朝日杯将棋オープン戦決勝以来で、このときは藤井七段が勝利しています。
注目の対局は夜まで続く見通しです。