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藤井七段、あさって“記録更新”かけ決勝へ

2020年6月2日 21:51
藤井七段、あさって“記録更新”かけ決勝へ

将棋の藤井聡太七段は2日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった約2か月ぶりの対局に臨み、勝利しました。4日、史上最年少タイトル挑戦者の記録更新がかかった決勝に挑みます。

藤井七段は2日、ヒューリック杯棋聖戦・決勝トーナメントで準決勝の対局を行いました。新型コロナウイルスの影響で長距離の移動を伴う対局は延期されていたため、藤井七段は4月10日以来、53日ぶりの対局となりました。

相手は名人のタイトルを3期獲得した佐藤天彦九段でしたが、対局開始から約9時間半後、111手で藤井七段が勝ちました。4日に行われる決勝に勝利すると史上最年少のタイトル挑戦者となり、31年ぶりの記録更新となります。

対局後、新型コロナ対策で記者が別室から質問する形で会見が行われ、藤井七段は決勝への意気込みを語りました。

藤井七段「しっかりとコンディションを保って対局に臨めるようにと思っています」

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