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藤井聡太七段「記録は意識していなかった」

2020年6月4日 22:54
藤井聡太七段「記録は意識していなかった」

4日、将棋の藤井聡太七段がヒューリック杯棋聖戦の挑戦者決定戦に勝利し、史上最年少タイトル挑戦者の記録を更新することになりました。これまでの記録より4日早く、31年ぶりの更新となります。

藤井聡太七段は4日、東京の将棋会館でヒューリック杯棋聖戦の挑戦者決定戦にのぞみました。相手は叡王・王座のタイトルを持つ永瀬拓矢二冠で、二人は練習将棋をする間柄ながら、公式戦での対局は初めてです。

藤井七段は長考して持ち時間を使いながらも相手を追い詰め、対局開始から約10時間後の午後8時前に勝利しました。

藤井七段「2か月タイトルがあいた分、なんとか自分の将棋としっかり向き合うことができたのかなと」「自分としては、記録はまったく意識していなかった」「最善を尽くして、熱戦にできるように頑張りたいと思います」

藤井七段は8日からの棋聖戦に、17歳10か月と20日で挑戦することになり、屋敷伸之九段の持つ17歳10か月と24日の記録を31年ぶりに更新することになります。