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藤井七段、最年少タイトル獲得「棋聖」に

2020年7月16日 23:35
藤井七段、最年少タイトル獲得「棋聖」に

将棋の藤井聡太七段が、史上最年少でタイトルを獲得しました。誕生日まであと3日、17歳と11か月での快挙となりました。

新・棋聖 藤井聡太七段(17)「今はまだ実感がないというのが正直なところです」

8大タイトルの1つ、棋聖戦で渡辺明三冠に挑んだ藤井七段は、110手で勝利、通算3勝1敗で、自身初となる棋聖のタイトルを獲得しました。17歳と11か月、30年ぶりの最年少記録更新です。

対局後の会見では、師匠の杉本昌隆八段と共に喜びをかみしめました。

藤井棋聖「とてもうれしく思っていますし、これからタイトルホルダーとしてしっかりした将棋をお見せしなければ。シリーズ通して自分として成長することができたのかなと思っています」

師匠・杉本昌隆八段「(一門の悲願の)東海地方にタイトルをついに持ち帰ってくれるのだなと思うと感慨深いですね」

藤井棋聖「入門の時から本当にずっとお世話になってきたので、ひとつ恩返しできたのかなと」

藤井棋聖は、同時に挑戦している王位戦で2つめのタイトル獲得を目指すことになります。