竜王挑戦めざす藤井棋聖敗れる「また来年」
先週、史上最年少で将棋のタイトルを獲得した藤井聡太棋聖は24日、別のタイトル戦『竜王戦』の挑戦者を目指し、対局にのぞみました。
藤井聡太棋聖は24日午前10時から、将棋8大タイトルの1つである「竜王戦」の決勝トーナメント初戦で、丸山忠久九段と対局しました。
藤井棋聖は先月、師匠の杉本昌隆八段に勝利して、決勝トーナメントの出場枠を獲得しました。対局は同じ局面が4回あらわれ、「千日手」が成立、いちから指し直しとなり、長時間に及びました。
午後11時31分、藤井棋聖は116手で投了に追い込まれ、敗れました。
藤井聡太棋聖「常に押されていた気がします。しっかり反省して、また来年頑張りたいなと思います」
藤井棋聖は二冠を目指し、来月4日・5日に、王位戦七番勝負第三局で、木村一基王位に挑む予定です。