【天気】西日本と東海で大雨続くおそれ 関東・東北も次第に雨
■台風10号
台風10号は29日朝8時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸しました。午前11時現在は強い勢力で熊本県の天草市付近を北上しています。
今後もゆっくりと進むため、30日(金)の朝でもまだ九州付近、31日(土)の朝で四国付近、さらに1日(日)になると西日本でほとんど停滞する予想となっています。
このため西日本や東海では長い期間、影響が続くおそれがあります。また、その後2日(月)3日(火)の予報円はかなり大きく、進路は定まりません。関東から北日本でも週明けは影響が広がるおそれがありますので、今後の情報にご注意ください。
■線状降水帯発生のおそれ
宮崎県、鹿児島県(奄美地方をのぞく)では30日午前にかけて。山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県では30日午後にかけて。徳島県、愛媛県、高知県では30日夜にかけて。岐阜県、静岡県、愛知県、三重県では29日夜から30日午前にかけて。線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
◎全国の天気
西日本は広く雨で、九州は大荒れの状態が続くでしょう。西日本と東海では大雨が続くおそれがあります。また、関東と東北も午後は次第に雨が降り出し、関東は夜には道路が冠水するような大雨となるおそれがあります。晴れ間の出る札幌も夜は雨の降る所があるでしょう。
◎予想最高気温
全国的に30℃前後で、東京と仙台は31℃。大阪と札幌は30℃でしょう。福岡と名古屋は前日より3℃低い27℃の予想です。
◎週間予報
西日本では土日にかけても台風の影響が続きそうです。特に太平洋側を中心に、大雨による土砂災害などに厳重に警戒してください。1日(日)以降の予報は、台風の動き次第で大きく変わる可能性があります。今後の情報にご注意ください。