【速報】大分県 中部・北部に線状降水帯が発生 厳重警戒を
気象庁によりますと、大分県では29日、活発な雨雲が連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が降り続いています。気象庁は、災害の危険度が急激に高まっているとして、緊急の情報を出し、厳重な警戒を呼びかけています。
非常に強い台風10号が九州南部に最も近づいており、大気の状態が非常に不安定となっています。気象庁によりますと、大分県の中部と北部では、発達した積乱雲が連なり、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生し、同じような場所で非常に激しい雨が降り続いています。
気象庁は、危険な「線状降水帯」によって災害の恐れが急激に高まっていることを伝える緊急の情報を出し、土砂災害や川の氾濫、低い土地への浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけています。
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この情報は、集中豪雨をもたらす危険な「線状降水帯」によって、災害が起きてしまうほどの非常に激しい雨が、実際に降っているという情報です。
避難所まで、安全に避難できる場合は、災害が起きる前に避難しましょう。
台風による暴風も予想されます。すでに外に避難することが危険だと感じた場合には、近くの比較的丈夫な建物や、自宅の2階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、状況に応じて、身を守る行動を取ってください。
【川の氾濫・決壊】
もうすでに家の周りで浸水が始まっている場合は、無理に外に避難せず、自宅の2階や3階に避難することも命を守る方法の1つです。
【土砂災害】
まだ自分のいる場所が被害を受けていなくても、土砂災害に警戒が必要なエリアの中にいると、今後、災害に巻き込まれ、命を落とす危険があります。
もし、もう避難できない場合には、できるだけ斜面から離れた場所にいるようにして下さい。また、1階より2階のほうが、土砂災害が起きた時に、助かる可能性が高くなります。