リチウムイオン電池原因の出火、過去最多に バッテリー処分の仕方に注意を呼びかけ
携帯電話などに使用されるリチウムイオン電池が原因の出火が今年に入って166件発生していて、過去最多となったことがわかりました。東京消防庁は年末の大掃除シーズンにバッテリーの処分の仕方などに注意するように呼びかけています。
ゴミ袋が激しく燃えている映像では、中にはリチウムイオン電池が入っていて、出火したとみられています。
そして、事務所の倉庫内の防犯カメラの映像には、ビデオカメラ用のバッテリーが燃えている様子。リチウムイオン電池が入ったバッテリーを充電していたところ、火が上がったということです。
リチウムイオン電池が関係する火災は今年、過去最多の166件発生していて、モバイルバッテリーから出火するケースや誤ったゴミの分別により、ごみ収集車から出火する火災も増加しているということです。
東京消防庁は、リチウムイオン電池を搭載した製品を使用する前には取扱説明書を読むことや、ゴミの回収方法を確認するなどの注意を呼びかけています。