都と区市町村が協議会 PCR拡充など要望
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京都と区市町村がコロナ対策や課題などを話し合うための協議会が発足し、PCR検査体制の拡充などの要望が出されました。
東京都と区市町村の協議会は、新型コロナの感染拡大を防止するための対策や共通の課題などを話し合い、連携を強化することが目的です。
参加した区市町村側からは、感染者の増加によって濃厚接触者の追跡調査や入院先の調整業務など、保健所の業務が増えているとの報告があったほか、クラスターが起きた際、店名を公表するかどうかの判断について意見が交わされました。
また都が、区市町村の感染防止策のために準備した総額50億円の補助金について、PCR検査を拡充するため、機器の導入などにも使えるようにして欲しいとの要望も出されました。
都は今後、区市町村から補助金の活用方法について希望を聞き、10月以降に交付する予定です。